セラミドってアイテムによって違うの?
手元にあるトゥヴェールのリペアエッセンスとチューンメーカーズのセラミド200について、
- 成分の比較
- 使い方の比較
- スキンチェッカーで計測して比較
をまとめてみた。
セラミドといえど成分も使い方も別物
セラミドは一括りにされがちだけど、どうやら種類がいろいろあるということを知った。
この2種類は成分も濃度(使い方)も違うので比較する必要はないのかもしれないけど、せっかくなので勉強がてら調べてみた。
全く異なる成分
リペアエッセンスの成分
水、ラウロイルラクチレートNa(乳酸誘導体、乳化)、セラミドNP(セラミド、保湿)、セラミドAP(セラミド、保湿)、セラミドEOP(セラミド、保湿)、フィトスフィンゴシン(セラミド原料、保湿)、コレステロール(保湿)、カルボマー(増粘)、キサンタンガム(増粘)、エチルヘキシルグリセリン(防腐)、フェノキシエタノール(防腐)
ヒト型セラミドであるセラミド1、セラミド3(2種類)、セラミド6とラメラ液晶を形成するフィトスフィンゴシン、コレステロールを合計約3%配合していて、皮膚のバリアに似せている。
ヒト型セラミドは効果的なのでおすすめ!
セラミド200の成分
使用している原料の終売で順次成分を切り替えているとのこと。
〈変更前〉水、1,2-ヘキサンジオール、コメヌカスフィンゴ糖脂質、フェノキシエタノール、水添レシチン、リゾレシチン、水酸化Na、クエン酸
〈変更後〉水、1,2-ヘキサンジオール、BG、コメヌカスフィンゴ糖脂質、ペンチレングリコール、グリセリン、水添レシチン、水添リゾレシチン、アルギニン
グリセリン入りになるのね…
グリセリンフリーで愛用されている方には悲報だけど。
配合されている米ヌカ由来のコメヌカスフィンゴ糖脂質は植物性セラミド。
使い方も異なる
左側の水っぽいのがセラミド200、右の粘度があるのがリペアエッセンス。
テクスチャーも全く違う。
リペアエッセンスは原液なので必ず化粧水などで薄めて使う。
セラミド200は小さい瓶なので化粧水で薄めて使う原液なのかなと思ったら、ブースターや化粧水として使っても良いみたいで濃度は濃くないのかも。(もし濃いとすると直接つけるのは刺激がありそう。)そしてその使い方だと20mlなのでコスパ悪い気もする笑
スキンチェッカーで比較してみた
せっかくなので左右の頬に塗布してスキンチェッカーで経過を比較してみた。(セラミド200は成分変更前のもの)
普段から、スキンケアの塗り方、空調の当たり方、他の要因で肌の数値はバラバラになるので信憑性低めの雑な検証として残しておく笑
使用前の肌の状態
洗顔後なので水分多め。何回か計測しても両頬ともほぼ同じ数値だったので、この数値をスタートに見てみる。
- 水分43%
- 油分30%
- 弾性56
- 肌年齢26歳
いつものスキンケアに右頬はリペアエッセンス、左頬はセラミド200を少し足してスキンチェッカーで計測してみる。
30分後のリペアエッセンス
- 水分38%
- 油分27%
- 弾性54
- 肌年齢28歳
30分後のセラミド200
- 水分33%
- 油分38%
- 弾性53
- 肌年齢32歳
1時間後のリペアエッセンス
- 水分30%
- 油分42%
- 弾性52
- 肌年齢32歳
1時間後のセラミド200
- 水分25%
- 油分49%
- 弾性48
- 肌年齢35歳
リペアエッセンス | セラミド200 | |
---|---|---|
30分後 | 38%、27%、54、28歳 | 33%、38%、53、32歳 |
1時間後 | 30%、42%、52、32歳 | 25%、49%、48、35歳 |
夏場の理想的な数値は(水分35〜60%、油分16〜30%)とのことで、数値的にはインナードライのオイリー肌の私だけど、肌を触った感じだと表面はそこまでではない。(グリセリンを使っていた時代の悲惨な顔面油田経験、冬場の大乾燥に比べれば全然平気)
使い心地でいうとリペアエッセンスの方が潤いの実感があるので、特に冬場は頼ろうと思う。
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