映画ドラマ感想

【番組感想】2021年春 民放ドラマ 個人的評価【ネタバレなし】

2021年春も沢山ドラマを見てしまったので、個人的評価をしていきたいと思う。(ネタバレは極力少なめ)

僭越ながら個人的評価を点数化してみた

視聴率目安、満足度、個人的評価

全話平均視聴率から勝手な尺度で10段階にした視聴人気と、5段階のFilmarks満足度、10段階の個人的評価でまとめた。あくまで個人の感想です。(未視聴の特捜9と警視庁・捜査一課長も高視聴率なので一応表に入れておく)

タイトル(略称)視聴人気Filmarks
満足度
個人的評価
ドラゴン桜73.886
特捜973.7
イチケイのカラス73.77
警視庁・捜査一課長63.4
桜の塔63.44
リコカツ53.75
ネメシス53.04
恋はDeepに52.73
着飾る恋…43.87
コントが始まる4 4.12 7.5
大豆田とわ子…4 4.4  8.5 
レンアイ漫画家33.34
夜30分:ガールガンレディ3.13
夜40分:生きるとか死ぬとか…3.92 8.5 
夜:カラフラブル…3.43
夜:あのときキスしておけば3.89 8 
夜30分:泣くな研修医2.84
夜30分:コタローは1人暮らし3.53
夜30分:ソロ活女子のススメ3.64
夜:珈琲いかがでしょう3.55
夜30分:高嶺のハナさん3.22
夜:最高のオバハン…3.25
夜30分:私の夫は冷凍庫に…2.91
夜30分:結婚できないには…2.81

「1」をつけた『私の夫は冷凍庫に眠っている』と『結婚できないにはワケがある。』は3話あたりで脱落してしまった。(まどろみバーメイドはリアタイだと思っていたけど過去作品だったのか。毎回カクテルがとても美味しそうだった!)

視聴率は『ドラゴン桜 シーズン2』が強かった

2021年春の視聴率トップは『ドラゴン桜 シーズン2』。前作(なんと2005年らしい)が人気ということもあり、今回も視聴率は高かった。

『特捜9 season4』『警視庁・捜査一課長 season5』の刑事物は安定的に高視聴率。母がいつもお世話になっている。

『イチケイのカラス』も人気だった。弁護士、検事が主人公のドラマは視聴率が高いことが多いけど、裁判官を主役にしたドラマは少ないように思う。

『大豆田…』『コント…』満足度驚異の★4超え!

『大豆田とわ子と三人の元夫』『コントが始まる』は視聴率はそこまで高くないにも関わらず、満足度がとても高かった。動画配信サイトで見たり、ゆっくり見たいドラマこそ録画で見るので、最近は選択肢も増えて納得。私も一度もリアタイしていない。

個人的評価は次の項目から感想をまとめる。

各作品の感想をまとめた

個人的1位!『生きるとか死ぬとか父親とか』

ラジオのパーソナリティーやエッセイストとして活躍する主人公のトキコ。父を対象としたエッセーを書き始め、折り合いが悪い中でも家族の形を守る為に蓋をしてきた記憶を掘り起こしていく。

こんな父親嫌だなぁと思ったけど笑、トキコは見捨てず不思議な関係性。唯一の肉親だから家族としての体裁を保ってきたのか、客観的に分析する冷静な性格も関係があるのか。

テレ東ドラマって音楽がとても良い気がする。改めてED曲のヒグチアイさんの『縁』を聴くと歌詞に「このまま向かい合わずに隣で同じ景色見ようよ」とあって、このドラマそのものなんだなぁと今気付いた。

シンプルなのに、吉田羊さんと國村隼さんだからこそ良い作品になったし、原作のジェーン・スーさん自身の話でもあるのでリアリティさもあった。監督がなんと山戸結希さん!乃木坂46の『ハルジオンが咲く頃』のMVでお名前を覚えていて、映画『溺れるナイフ』も監督を務めて多彩な方だなぁと思っていた。EDの撮り方が本当に素敵だった。

山戸結希さんの学生の頃の初作品を評価した脚本家の井土紀州さんと『溺れるナイフ』に続きタッグを組まれたのか。深夜40分枠にも関わらず満足度も高い。とても良い作品だった。

個人的2位!『大豆田とわ子と三人の元夫』

脚本が坂元裕二さんということで始まる前から既に話題作だった。主人公の大豆田とわ子はバツ3の独身女性。3人の元夫たちに振り回されながら日々奮闘するロマンティックコメディ。満足度★4.4はすごすぎる。

大豆田とわ子はユーモラスでキュートさもありつつ、社長として働くしっかりとした女性である。でも寂しかったり我慢することもあったり恋をしたり、いろいろ起きる人生を覗いている感じ。

毎回バタバタと周りをうろつく3人の元夫も個性的で何だか可愛らしく、あと1回見直したら愛着が湧いて個人的評価は8.5から9になりそう。前半サラッと見てしまったのでまた見たい。主人公の松たか子さんはもちろん、元夫役の岡田将生さん、角田晃広さん、松田龍平さんのキャスティングがとても良かった。

生きにくいこともあるけど、最終話ではみんなが全肯定で包んでくれている感じがしてほっこりした。難しく考えることも脳内で伊藤沙莉ちゃんのナレーションを流したら人生がポップになるような気がするので、今後やっていきたい笑

EDまで毎回楽しみに見ていた。

個人的3位!『あのときキスしておけば』

スーパーの従業員桃地は大ファンの漫画家唯月巴と出会い、良い感じになった矢先に彼女が飛行機事故で亡くなり、見知らぬおじさん田中マサオの中身と入れ替わってしまうというラブコメディー。これも深夜枠に関わらず満足度は高い。脚本は大石静さん。

題材や展開としてはキャステングによっては高評価になりにくいような気がするんだけど、こういったポンコツ役をやらせると松坂桃李さんはピカイチだし、井浦新さんと麻生久美子さんという刺さりまくる配役だったことがかなり大きい。

好きな人が亡くなることは悲しいんだけど、知らず知らずのうちにポンコツな桃地の成長ストーリーにもなっていて、桃地の周りの人も伝染するかのように温かい雰囲気になり、ハッピーな気持ちになるドラマだった。

個人的4位!『コントが始まる』

売れないトリオ芸人「マクベス」と、彼らのファンになるファミレス店員の里穂子達が織りなす群像劇。毎回のエピソードがコントのネタとリンクする伏線がある。

周りから面白いよ!と聞いていたこともあり、楽しみに4話分を一気に見た。最初に「こりゃすごい!」となった。演技力だけでなく存在感が強い20代俳優の代表格である菅田将暉さん・仲野太賀さん・神木隆之介さんという3人を起用していて、そこに有村架純さんを投入する暴挙(?)がお腹いっぱいw

それだけでなく、脚本書いてる人からしたら「何これやられたー!」ってなるだろって勝手に思っちゃう伏線の数々。4話のラストとか感動しちゃったw脚本家の金子茂樹さんは『俺の話は長い』の方か。面白くて心に残っている。

個人的には解散が決まって以降が少し間延びしていると感じて、それも前半の衝撃がすごかったせいもあるのかも。

人生はコントなのかもしれないと思うと、一歩は簡単に踏み出せるのかもと私にとっては教えにもなった。

個人的5位!『着飾る恋には理由があって』

インテリアメーカーの広報そしてインフルエンサーとしてキラキラと着飾った主人公真柴が、ルームシェアで友情や恋を育む中で自分らしく生きようと成長していくラブストーリー。

美男美女のラブストーリーで期待値が高かった。川口春奈さんはずっと美人だけど、最近ようやく旬が来たなぁとキラキラ感を感じていたし、横浜流星さんは私が見ていたドラマだと少し変化球気味なラブストーリーが多かったので、ようやく王道のラブストーリーかなとわくわく。

最初の数話はキュンキュンして「ありがとうございます!」と思っていたけど、藤野ののらりくらりの態度に煮え切らず、個人的にはワクワク度は減っていってたwでも良い終わり方だったな。やはり美男美女は強い。

その他、ドラマらしく安定的に面白かった5作品

法曹ドラマにハズレなし『イチケイのカラス』

裁判官が主役の題材はめずらしく、しかも破天荒に捜査をしてしまうので目新しさもあり面白かった。竹野内豊さんはやはりかっこいい…。黒木華さんは相手役の様な立場だけどラブストーリーっぽさが出ないので良い配役だなと思った。

大人気ドラマの第二弾!『ドラゴン桜 シーズン2』

落ちこぼれ生徒が東大を目指すストーリー。家庭環境や葛藤もありつつ、想定外の勉強法で成長する姿を最終話前までは淡々と見ていたけど、最終話の東大受験の回になると合格を祈ってしまって謎の高揚感が出たw最終話が醍醐味のドラマって良いなぁ。

生徒役の健太君役の細田佳央太さんの演技がすごい。『さくらの親子丼』と同じ子だと思えない。健太君役も藤井君役もヤンキー達も実はイケメンで今後が楽しみ。

離婚から始まるラブストーリー『リコカツ』

離婚ドラマが最近増えているらしい。といっても、『リコカツ』は離婚から始まるラブストーリーなのでまた違うのかな。私世代だとおしゃれな雰囲気の俳優さんというイメージがある永山瑛太さんが、硬派な自衛隊員のビジュアルになっていて見たときは衝撃だった笑。北川景子さんが出るドラマは、変化球もなくドラマらしい安定した作品になる気がする。

移動コーヒー屋さんの群像劇『珈琲いかがでしょう』

中村倫也さんがコーヒー屋さんなんて似合い過ぎでしょう。しかも小沢健二さんの曲がまた合う。あと中村さんが好きな人は磯村勇斗さん好きなパターンが私調べで多い気もする。一杯のコーヒーで心が安らぐような前半のエピソードが結構好きだったので、後半が少し安っぽく見えたかなぁという印象。でも深夜枠なので十分良いドラマだと思った。

スカッとするので気持ち良い『最高のオバハン 中島ハルコ』

原作は林真理子さん。美容外科医の中島ハルコ先生が様々な悪をバッサバッサと成敗していくドラマ。いつの時代も水戸黄門的なドラマは気持ちが良い笑。名古屋の宣伝もあるのかな?これでもかと名古屋名物や観光地が出てくる。

イマイチだったゴールデンの4作品

レンアイ漫画家

始まる前からメイン2人の配役に少し嫌な予感はあったけど、結果的に誰が演じても少しきつそうだなぁと思った題材かも。俳優さん達は奮闘しているようにも見えた。鈴木亮平さん結構キュンとするポイントあるので、また違ったテイストの恋愛ドラマを見てみたい。

桜の塔

重厚さがあるドラマなのかなと思ったけど、何だか薄っぺらい。ドキドキする展開もあまりなく、感情移入することもなく、この入り込めなさは何故だろうか?ED曲がかっこよくて、よく分からないまま曲のかっこよさにシャララとと丸め込まれて毎回終わっていた笑

ネメシス

広瀬すずさん、櫻井翔さん、江口洋介さんと、これは期待値が高いぞ!と思っていたけど、何だか少し変な展開のドラマでキャストの持ち腐れだなぁと感じた。初回の、ポンコツな探偵風真をアンナが操る構図は面白かった。

恋はDEEPに

タイトルで少しダサさを感じつつ見始め、普通のラブストーリーかな?と思ったらファンタジーが混ざったトンチキ展開、そして一体どこで好きになったの?と心情がよく分からないままの両思い展開に置いてけぼりをくらった。

何となく見ていた深夜ドラマ6作品

ソロ活女子のススメ

ドラマというには起承転結のようなものはない。とにかく1人の女性がいろんなソロ活を楽しむという30分ドラマならではの作品。ストーリーが面白いというよりは、演じる江口のりこさんが美味しそうに焼肉を食べたり、心地良さそうに気球に乗っていたり、私もやってみたいなぁとコロナ禍だからこそ羨ましく見ていた。

泣くな研修医

30分ドラマで医療ドラマをやるのは結構難しいだろうなということで世間の満足度は低めの様子。個人的にこれはこれで斬新な1回1回の終わり方をしたり、淡々とポップな構成になったり、新しいドラマの形だなと思った。

コタローは1人暮らし

キャストも合っていて良かったし、コタローちゃんも可愛いし、ほっこりする話も多かったけど、思い返すとストーリー的には面白かったのかは分からない…。もう一回見たらまた違うのかも。

カラフラブル〜ジェンダーレス男子に愛されています。〜

十代向けみたいなドラマで私が見ても良いのだろうか笑。特別面白いというわけではないけど何とか見た。桐山漣さんはいつもコミカルな役を演じ切るのですごい笑

ガールガンレディ

初回に「しまった!これはトンチキ感!」と思いつつ、あまりにも斬新過ぎて完走できてしまった笑。リコカツの一ノ瀬さんも出ていて驚いた。カメレオン女優になりそう。

高嶺のハナさん

ハナさん振り切り過ぎて何だこれワロタ。こちらも何となく見てた感じ。コミカルだから原作の漫画の方がきっと面白いんだろなと思う。

2021年春ドラマは当たりだらけだと感じた

『大豆田とわ子と三人の元夫』『コントが始まる』『着飾る恋には理由があって』『あのときキスしておけば』『生きるとか死ぬとか父親とか』の初回放送を見た時は、今期はドラマ当たりシーズンだ!と感じた。

(『コントが始まる』『着飾る恋には理由があって』は回を追うごとにワクワク感が少し減ったりもしたけど)

まだ撮影も大変なご時世だけど、新ドラマも楽しみにしている。